2026.06.29Archicad

「BIM確認申請」時代に突入!Archicad最新版とGraphisoftの動きから読み解く、ゼネコン一貫BIMの次の一手

ArchicadAutodeskBIMGraphisoftRevit建築DX週間まとめ

はじめに:2026年、いよいよ「BIM図面審査」が本格化

BIM推進担当として日々社内を走り回っている身からすると、2026年4月のBIM図面審査開始は無視できない大きな節目です。今週はGraphisoftから、最新版Archicadの発表、全国ロードショーの開催、石本建築事務所の活用事例紹介など、注目度の高いニュースが立て続けに飛び込んできました。設計事務所のソリューションというイメージが強いArchicadですが、ゼネコンの一貫BIM視点から見ても、見逃せない動きが詰まっています。今週のトレンドを整理しつつ、社内標準化担当としての所感をまとめてみます。

今週のGraphisoft関連トピック

1. 生成AI搭載のArchicad最新版とBIM確認申請対応

生成AIで設計BIMに革新! “BIM確認申請”時代の「Archicad」最新版を徹底解剖では、Graphisoft IGNITE Japan 2025で発表されたArchicad最新版の機能が詳しく紹介されています。注目ポイントは大きく2つ。

「BIMで申請が通る」時代は、これまで2次元図面で整合性を担保していた我々の業務フローを根本から見直す契機になります。

2. 全国ロードショー&オンライン化への展開

Graphisoftは3月3日・6日に現地開催セミナー「BIM導入の最前線 × Archicadの魅力」を全国展開すると発表(PR TIMEStv-tokyo.co.jp)。さらに5月には全国ロードショーをオンラインで新たな形へという展開も発表されており、地方の協力会社や支店メンバーにも情報が届きやすくなる流れは歓迎すべきです。

3. 石本建築事務所の実践事例

万博パビリオンや新庁舎の設計秘話 石本建築事務所が明かす「実践と探求」のBIM活用では、大規模・特殊形状案件におけるArchicadの活用が紹介されています。「実践と探求」というキーワードが象徴的で、標準化と試行錯誤の両立こそが本気でBIMを使い倒すためのリアルだと改めて感じさせられます。

ゼネコンBIM担当としての独自考察

当社の主力BIMはRevitですが、設計事務所側はArchicadを使うケースが多く、特に意匠系の協力先とのデータ連携は日常的な課題です。今回の動きを自社業務に当てはめると、見えてくるものがあります。

総括

今週のGraphisoft関連ニュースは、単なる製品アップデートに留まらず、「2026年の制度変化に業界全体がどう備えるか」というメッセージが色濃く出ていました。ゼネコンBIM担当としては、自社の主力ツール戦略を変える必要はなくとも、連携相手であるArchicadの進化を正しく把握し、IFC・属性ルール・申請対応の社内標準に取り込んでいくことが重要です。BIM確認申請という外圧をうまく利用して、社内の一貫BIM標準化を一段加速させたい。そんなことを考えさせられた一週間でした。

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