週次のニュースチェックで「Dynamo」を検索したら、上位はサッカーのDynamo Makhachkala、ヒューストン・ダイナモ、そして『スプラトゥーン3』のダイナモローラークリーナー冥のプライズ化情報だった。Revit用のDynamoに関する新しい話題は、今週はほぼゼロ。BIM推進担当としては拍子抜けだが、この「静けさ」自体が示している状況もある気がしている。
今週のDynamo関連ニュース
DynamoDBの話題が混じってくる問題
技術系記事で唯一「Dynamo」の名を冠していたのは、DynamoDBでベクトル検索を導入する際は既存のGSIの射影タイプの確認が大事だと思った。AWSのDynamoDBの話で、Revit用のビジュアルプログラミングツールとは無関係。ただ、社内でDynamoの話題を検索するときに毎回ヒットしてくるノイズなので、名前がかぶるのは地味に厄介です。うちの若手にDynamoの資料を渡すと、たまにDynamoDBの記事を読み込んでしまう事故が起きる。
スポーツと玩具でランキングが埋まる
Google News経由で拾えたのは以下のような話題です。
- 『スプラトゥーン3』より、ダイナモローラークリーナー 冥がプライズ化:ローラー部分が実際に掃除に使える玩具
- Dynamo Makhachkala 2の選手スタッツ
- ヒューストン・ダイナモ対FCシンシナティ
建築業務には直接絡まないけれど、社内でDynamo勉強会を告知するときに検索エンジンの上位を占められると導線設計に響く。地味な話ですが。
周辺トピックとしてのAI・自動化
今週のQiitaで目を引いたのはWindowsネイティブでQwen3-4BのQLoRAを回すまでにハマった罠7連発。RTX 2080Tiで4Bモデルを3000ステップ55分で回した記録です。Dynamoスクリプトの自動生成やノード命名の補助にローカルLLMを噛ませる、という発想は個人的に前から気になっていた領域なので、ここは無関係と切り捨てず眺めていました。
ゼネコンBIM担当としての独自考察
今週の「Dynamo空振り週間」を眺めていて考えたことを、そのまま書きます。
ニュースが出ないことと現場で使われないことは別
Dynamoは既に成熟したツールで、大きな新機能が出るフェーズを過ぎている、というのが正直な体感です。うちでも数量拾いの補助スクリプトや、通り芯からの部材リネームなど、地味な用途で回っています。派手なニュースは出ないけれど、業務には定着しつつある。今週のような静かな週こそ、社内標準スクリプトの棚卸しをする時間に充てるのが向いていると思ってます。
社内標準化の壁は「作った人しか触れない」問題
先日、協力会社さんに配布したDynamoスクリプトで、ノードのバージョン違いから一部のPython Scriptノードが赤くなる事故がありました。IronPython2からCPython3への移行を放置していたツケです。標準化と言いつつ、配布先の環境まで面倒を見きれていなかった。この手の話は華々しいニュースにならないぶん、社内Wikiに愚直に残していくしかないと感じます。
LLMとの組み合わせは試す価値があるかも
QLoRAの記事を読んで、Dynamoのノード構成をテキスト化して学習させれば、社内固有の命名規則を守ったスクリプト雛形を吐き出させられるかもしれない、と妄想しました。まだ試せていませんが、11GBのGPUで動くなら個人検証の範囲でも回せそう。積算部門が使う数量集計スクリプトのテンプレ生成あたりが、最初の実験対象として現実的かなと考えています。
総括
今週のDynamo関連は、建築文脈ではニュースなし、周辺で玩具とサッカーとDBが賑わっていた、という一週間でした。ネタがない週は自分の手元を整理する週。来週の勉強会用に、社内で塩漬けになっているスクリプトを3本ほど棚卸ししてみます。派手さはないけれど、これがゼネコンのBIM推進の日常だと思ってます。